あなたは 「神経質」でも、「忍耐力がない」わけでもありません。敏感さは、愛すべき「能力」です。
本の中で書かれていた言葉です。
僕も、ちょっとしたことでウジウジと悩んでいる自分がずっと嫌いだったんですが、
この本を読んで考えが変わりました!
変わろうと努力すればするほど、自分の能力以上のことをしてしまう自分がいてどうしようか悩み苦しむ日々。そこから救ってくれたオススメ本です!
自分や身内の方にもHSPの人はいるかもしれません。
この本はHSPの自己診断テストもあり、HSPのことが詳しく書かれています。
読んで損はない一冊!
HSPは他の人にはない優れた面がある
HSPは敏感な神経を持っています。
そのため、外界から一度にたくさんの情報を取り込んでしまい、過度に刺激を受けたと感じます。
ですが、この本には敏感であるからこそ、HSPには優れた面があると書かれています。
・一度に多くの情報を吸収できる
・音やにおいなどの微細な違いも察知できる
・ゆっくり多角的に考えられる
・とても慎重で危機管理能力が高い
・共感力が高く、気配り上手
・誠実で責任感がある
・想像力が豊かで、内的生活が充実している
また、HSPには内向的なタイプと外向的なタイプに分かれるようです。
HSPの中でもタイプがいくつかありますが、印象に残ったのは、特定のタイプが100%自分にあてはまることはなく、100人いれば100通りのタイプ分けができるということ。
自分に当てはまるタイプを1つ選べば、無意識のうちに、自分の実像とは完全に一致しない別の自分を演じてしまうかもしれません。
特定のタイプに自分が当てはまると気づくと、自らを型にはめてしまいます。そして、それに縛られ、自分が成長したり、変わることができないという事実が頭からすっかり抜け落ちてしまいます。
僕も何かと、自分がこうゆうタイプなんだと思うと、それ以外のことは向いていないと思うことがあります。
HSPの特徴ではあるのに、自分では出来ないことが沢山あります。
HSPだからって、可能性を狭める必要はないってことですね!
自分の力が及ばないことまで罪悪感を抱く必要はない
HSPは、物事を深刻にとらえすぎて、度を超した罪悪感を抱くことがあります。
本の中の一例ですが、「HSPの子供達は家庭内の雰囲気が悪いと、自分のせいだと思ってしまい、両親が間違っているという現実を見逃すことがある」と書いています。
自分で罪悪感を背負いこむほうが楽だから選んでしまうようです。
これって子供からすると、とても苦しいですよね。
自分のせいじゃないことも自分のせいだと思いこむ。
自分が背負うべき以上の罪悪感を抱え込まない方が、人生を豊かに生きれるのに。
HSPである自分を受け入れよう
敏感な自分を受け入れてしまいましょう。
HSPは、人付き合いで悩みを抱えている人が多いです。
他人と一緒にいすぎると疲れてしまい、疲れているのにNOと言えず、自分自身を苦しめることもあります。
僕も人付き合いはかなり無理している時期がありました。
あまり遊ぶ気になれないときも、無理して友達に合わせて帰ったら疲れ果ててしまっていたり。
「他の人みたいに自分もタフに生きれたらな・・」と思いますよね。
でも、この本では、タフな人間になろうとするよりも、敏感で感受性の強い自分を受け入れ、繊細な自分にぴったり合った人生設計をする方が大切だと述べています。
僕もそんな風な生き方に変えてから、過度に疲れることが減りました!
自分らしく生きていきましょう(^-^)
HSPは実際、適切な環境では、ほかの人たちよりも上手くやっていけるのです。