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書評

世界最高学府の学生たちを最も熱狂させた。『ハーバードの人生を変える授業』。  

更新日:

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大学生のころ、挫折と人間関係の悩みから人間不審になっていた頃に読んだ本です。

この本は、ハーバードで最大の履修者がつめよせた「伝説の授業」の内容が書かれています。

この本に書かれた理論を知るだけでなく、行動に移すことが大切だと述べています。

私が心理学専攻の大学生だったとき、人生に大きな影響を与えた授業は、どれも学んだことを実践に生かすことを勧めるものでした。授業中に教えてもらったことを実際の行動に移すことで、私は理論を自分のものとして吸収することができたのです。

私はこの方法を「リフラクション(反映させて行動する)」と名づけました。

この本のワークを行うと、経験を増やし、自己の成長を助け、記憶力や理解力を高めることができます。皆さんに体得していただきたいのは、まさにそんな「生産的知識」なのです。

成長するには行動をして、理論を自分のものにしましょう。

人生に困っているかたがいたら、この本に書かれてるワークを実践してみてください。

特に大切だと思ったワークを紹介します。

すべてをシンプルにする

これは先日、ツイッターでもつぶやきました。

私たちはたくさんの活動を日々の生活に押しこむことによって、忙しくなりすぎています。その結果、私たちのまわりにある、幸せという「究極の通貨」となり得るものに気づくことなく過ごしているのです。

仕事、授業、1曲の音楽、すばらしい景色、親友、もしくは子どものすばらしささえも見失っています。

するべきことを増やすよりも、逆にするべきことを減らしてシンプルにすることが大切。ただでさえ情報で溢れた社会なので、自分で何が大切かを考え、いらないものは無くしていった方がいい。

どのようにシンプルにしていくのか。そのためにワークを実行しましょう。

ワーク①:どのような分野や活動において、時間に追われることが、あなたの幸福感を阻害しているでしょうか

時間の使い道を見直す。

過去1〜2週間の行動を書き出してみましょう。そのリストを見ながら、次の質問に答えてください。

「どの部分を簡素化できるか」、「何をやめられるか」、「インターネットやテレビを見るのに時間を使いすぎていないか」、「仕事の会議の回数や時間を減らすことはできないか」、「断れることを引き受けていないか」

生活の中の「ビジネス」=「忙しすぎ」を減らしましょう。

このような「忙しすぎ」なことに時間を取られるより、筆者は、「意義」と「楽しみ」の両方を感じられる活動に没頭する時間を定期的にとる方が良いと述べています。

たとえば、家族と一緒に過ごす、ガーデニングをする、ひとつのプロジェクトに集中する、瞑想する、などです。

僕も暇なときは、ついついスマホをいじってしまったり、ベッドでずっとゴロゴロすることがあります。そのようなことに時間を使うよりも、本を読んだり、友達と話たりする方が有意義だと感じますね。自分が何に時間を使っているか、見直していきましょう。

完璧主義を手放す

最善主義(現実の制約の中で最善を尽くそうという考え方)とどんな違いがあるのか。まずはそこを説明します。

完璧主義と最善主義の違い。

・「完璧主義」=現実を拒絶する考え方。

・「最善主義」=現実を受け入れる考え方。

現実世界を拒絶して生きるのは生きづらいですよね。

本の中で述べられていた具体的な「完璧主義」と「最善主義」の考え方の違いもまとめてみました。

「完璧主義」

・どんなことでも、ゴールまでの道のりはまっすぐで何の障害もないものだと思い込んでいる。

・仕事に失敗するなど物事が思い通りにいかないとき、イライラしてうまく対処することができない。

・失敗というものがなく、痛みもない世界と思っているが、現実には失敗の可能性は常にあるため、失敗を否定しているとつねに不安に苛まれる。

・不快な感情を拒否することは、かえってその感情を増幅することになり、もっとツラさを感じてしまう。

・いつも欲求不満、何かにつけ十分でないと思ってしまう不全感に悩まされる。

「最善主義」

・失敗は人生の自然な一部であり、成功につながる欠かせない要素だと理解している。

・だから望みの職につけなかったり、パートナーとケンカをしたりすることも、満ち足りた人生の一部と捉えている。

・たとえ失敗を楽しむまではできないにしても、自然なこととして受け入れ、心配をあまりせずに活動を楽しむことができる。

・生きている限りツライ感情はあって当然と思っているので、抑え込んでネガティブな感情を増幅させることもない。ツライ感情を味わい、そこから学び、そして動き出 す。

・また、現実世界の限界と制約を知っているので、達成できる目標を設定する。それにより成功を手に入れ、味わい、楽しむことができる。

このようにまとめてみると、「完璧主義」がいかに生きづらい生き方をしているかが分かります。このような考え方は手放していきましょう。

どうやればいいのか。最善主義を手放すワークを参考にしましょう。

ワーク②:生活の中で、あなたが最善主義になりやすい分野はありますか?完璧主義になってしまいがちな分野はありますか?

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 上の対比表を見て、自分の生活の中で、「完璧主義」と「最善主義」のどちらかの考え方にしたがって行動した経験について、それぞれ書き出してみてください。

自分のやり方は変えることはできるでしょうか。もし、完璧主義のような態度をとっていたときがあるなら、そのとき最善主義のように考えていたとしたら、どういった行動がとれたでしょうか。

 価値ある行動をする

「80対20の法則」

=イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレードにより提唱されたもの。

一般的には、「ある国の総人口のうち20%がその国の富の80%を所有している」とか、「ある会社の顧客の20%が会社の収益の80%を生み出している」といった法則。

この「80対20の法則」が、時間管理にも応用できるようです。

リチャード・コッチとマルク・マンシーニによると、「20%の時間に努力を注ぐことで、期待する80%の結果は得られるであろう。それにより時間をもっと有効に使えるようになる」と説いているのです。

たとえば、完璧なレポートを書くのに、2.3時間かけるのであれば、30分で及第するレポートを書くことができるのではないか、というものです。

筆者であるタル・ベン・シャハーもこの法則を使っているようです。

学生時代、私は教授たちが出す課題図書をすべて一字一句読むといった完璧主義者でした。しかし、ある時点でこれをやめて、「パレートの法則」を取り入れはじめました。

大部分の課題図書を拾い読みし、その中で最も「努力に見合う価値のある」20 %の本を選び、集中することにしました。「いい成績を修めたい」という私の思いが変わったわけではありません。

変わったのはA以外の成績はあり得ない」という完璧主義的な考え方です。最初のうち私の成績は少しばかり下がりましたが、スカッシュをしたり、人前で話す能力を磨いたり、友人たちと過ごしたりといった学業以外の大切な活動に以前より多くの時間を使えるようになりました。

その結果、それまでの2年間よりずっと幸せを感じただけでなく、成績という狭い視点ではなく、その期間を人生の中で全体的にとらえた場合の「成功度」を高めることができました。

この「80対20の法則」はいまも私のキャリアにとって役に立ちつづけています。

ワーク③:「80対20の法則」に基づいて、時間配分を考えてみよう。あなたはどの行動を減らすことができますか?どの部分にもっとも時間を使いたいですか?

 あなたにとって最も意義深く、楽しいこと、最高に幸せにしてくれることのリストを作ってください。

たとえば、家族との時間や、運動、音楽を聴く、世界規模の人権擁護活動に参加するなどが挙げられます。リストの各項目の隣には、毎週または毎月どれくらいの時間をその活動に使っているかを書きだします。

あなたは自分が大切にしている価値観に基づいて生きているかを考えてみましょう。

パートナーや子供たちと価値ある時間を過ごしていますか。1週間に3回は運動していますか。

次に、そのリストに80対20の法則をどのように応用できるかを考えてみましょう。

優先順位をつけて、80%の満足感を与えてくれる20%を選んでください。

このワークは私たちの人生を映し出します。価値をおいていることと実際の生き方が一致しているか、一貫性があるかどうかを判断する手助けとなります。一貫性の度合いが高まれば、幸福感も高まります。

ワークを実践してみた

ワーク①「シンプルにする」:どのような分野や活動において、時間に追われることが、あなたの幸福感を阻害しているでしょうか

・休日はだらだらとベッドに横になることが多い

・スマホで暇あればゲームしている

・寝る前にスマホをいじり、寝る時間が遅くなっている

・悩みをずっと考え続けてしまうことがある

結構ムダな時間があります。少しだけならいいんですが、しょっちゅうあることなので、気をつけます。ベッドが近くにあると、誘惑に負けて寝てしまうことがあるので、意識的に変えていこう。悩みもウジウジ同じことを考えるのではなく、行動に移していく。頑張ります。

ワーク②「完璧主義を手放す」:生活の中で、あなたが最善主義になりやすい分野はありますか?完璧主義になってしまいがちな分野はありますか?

(完璧主義になりがちな分野)

・ブログ記事の執筆を完璧に仕上げようとしてしまいがち。結局疲れ果てて、納得いかない状態で投稿することがある笑

・慣れない人と話すとき、人見知りなくせに無理してテンションをあげようとしてしまう。多分、心の中で暗い奴に思われたくないって思ってるから。

(最善主義になりやすい分野)

・日課の筋トレとウォーキングは、毎日あえてやらないで、休みの日を週に3日ほど入れたり、やる気が出ない時はやらなくていいってことにしている。無理して毎日やろうとしていない。そのおかげで1年以上続けられている。

・ときどき大きい買い物をする。お金は貯金ばかりせずに、使うことも大切だと考えている。少し予算をオーバーしても気にしないようにしている。

100%を目指す完璧主義は、疲れます。

完璧主義になりがちなのは、最善主義へ移行していこう。

・ブログ記事の執筆は、1000文字ぐらいでもOK。とにかく記事を書く。あとで修正もできるし、消すこともできる。記事も無理して毎日書かなくてもいい。大切なのは継続だから。楽しくやっていこう。

・慣れない人と話すとき、緊張するのは当たり前。変に思われたっていいじゃないか。所詮、他人。それよりも自分のことをしっかり見てくれる人たちを大事にしよう。暗い奴でも変な奴でもいいじゃないか。

ワーク③:「80対20の法則」に基づいて、時間配分を考えてみよう。あなたはどの行動を減らすことができますか?どの部分にもっとも時間を使いたいですか?

自分の楽しいこと・幸せにしてくれるリスト

・ブログを書くこと

・ツイッターで呟いて「いいね」をもらえること

・運動しているとき

・友達と話しているとき

・自分の好きなことに没頭しているとき

・社会と繋がっている実感があるとき

減らすことができる行動

・ベッドでだらだらする時間

・スマホでゲーム

・服選びに悩みすぎ

・やりたいことを行動するまでに考えている時間

どの部分にもっと時間を使いたいか

・ブログのネタ集め、執筆

・読書

・友達と遊ぶ時間、社会貢献

まとめ

結局、人生を変えるのは行動。

この本は、理論をちゃんと実行できるようワークが用意されていました。

読むだけで終わりじゃなく、このワークをやってみましょう。

もちろん、全部やる必要もないし、やりたいやつだけ。僕も全部はやっていません。

自分がやりたいやつだけやりました。完璧にする必要はない。

それも最善主義的な考え方です。

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