「このままでいいのだろうか」
「この先どうしよう」
こんな悩みを抱えていませんか?
私がそのような悩みを抱えていた時に、書店で見つけた本があります。
その本が『明日死ぬかもよ』人生最後の日に笑って死ねる27の質問 ひすいこたろう(ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。
「今の自分の気持ちにすごく寄り添ってくれていて、背中を押してくれる本だ」
と感じて購入しすぐに読み切りました。
タイトルはインパクトのある言葉ですが、内容はとても温かく、読み終えた後に幸せだなと感じる本でした。
サブタイトルは「人生最後の日に笑って死ねる27の質問」です。
これからの人生を「最後の日」に後悔しないないものにするための27個の質問が用意されています。この質問の数々がこの本の魅力です。
悩んだり迷ったりしている人や、そうでない人にも是非読んでほしい一冊です。
印象に残ったところ
90歳以上の方々の後悔していたこと
私の印象に残っているのは冒頭部分で紹介されていたアンケートの結果です。
アメリカの90歳以上の方を対象として「後悔」に関するアンケートを行った結果、
「もっと冒険しておけばよかった」
出典『明日死ぬかもよ』人生最後の日に笑って死ねる27の質問 ひすいこたろう(ディスカヴァー・トゥエンティワン)4ページ、1行目
と答えた人が90%だったそうです。
人生に後悔するときに「もっとお金が欲しかった」や「安定した人生が良かった」などでなく、「冒険しておけばよかった」という後悔をする人がほとんどなことに驚きました。
これから後悔しないためにも「冒険」することを忘れずにいようと思いました。
どんなに大切なもの(人)でもすべて失う日が来る
失いたくない物のベスト5を挙げる質問の次のページの一言が衝撃でした。
はい。
あなたはそのすべてを失います。
あなたが死ぬ日に、
それらをすべて失います。
出典『明日死ぬかもよ』人生最後の日に笑って死ねる27の質問 ひすいこたろう(ディスカヴァー・トゥエンティワン)54ページ
死ぬときにすべてを失うのは当たり前のことだと思いますが、私はこの本を読んで改めて「どれだけ大切なものでも必ず失う時が来るのか」と意識することができました。
これを意識していれば「物」や「人」、「お金」などに過度に執着することなく
「いつかは失う物」
と考えることができます。同様に、
「いつかは失ってしまうものだから大切にしよう」
と考えることもできると思います。
この本がおすすめな人
この本はとても前向きになれる本です。とても優しい言葉で背中を押してくれます。
「明日死ぬかも」と思えばやりたいことを先延ばしにしたり、やりたくないことに時間を使うことを考えさせられます。
悩んだり、後悔する人生を送りたくない、人生を楽しみたいと思う人に読んでほしい本です。
著者の紹介
本の著者は『ひすいこたろう』さんです。
ひすいこたろうオフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
KOTARO HISUI.Scriptor (amebaownd.com)
今回紹介した「明日死ぬかもよ」以外にも多数の本を出版されています。
YouTubeのチャンネルもあります。
まとめ
ひすいこたろう著『明日死ぬかもよ』について書かせていただきました。
「死」を私たちは常日頃意識していていないと思います。しかし年齢や性別、社会的立場、資産などに関係なく誰もが「明日死ぬかもしれない」。
これを少しでも意識するか、しないかで日々の行動が変わってくると思います。
本では数々の質問を通じて、日々の大切さや自分の大事にしたいことと向き合うことができます。
ぜひ一度手に取って読んでいただきたい一冊です。
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