オークランドにきて3か月が経ちました。
たった3か月ですが、私は最近とても大切なことに気が付きました。
それは「私は家族やパートナー、友達の側にいて彼らと一緒に過ごすことが大切だった」ということです。
今回はニュージーランドワーホリを通じて、このように思うようになった経緯をまとめてみたいと思います。
この記事の内容はワーホリ情報やニュージーランド生活にはあまり関係ないですが、ワーホリで外国に住んでみて実感できたことだと思います。
興味のある方に読んでいただけたらうれしいです!
自分自身について考えた時間
ワーホリでオークランドに到着後、家探しや仕事探し、いろいろな手続きなどを終えたことで生活が安定しました。
休日はジムに行ったり、食材の買い出しをしていますが、日本で暮らしていた時や、元パートナーとカナダで暮らしていた時に比べて独りで過ごす時間が多いです。
3月、4月に独りで過ごしているときは自然と「自分自身のこれからのこと」を考えていました。
ワーホリに来る前と来てからしばらくは「外国で暮らすのが好きだし、ワーホリも最後の機会。ここでワークビザを取って永住権なんか目指せたらいいな」と思っていました。
昔から外国に憧れがあり、海外旅行でヨーロッパへ行ったり、ワーホリを使ってオーストラリアとカナダで約一年ずつ海外生活を経験しています。
このニュージーランドワーホリの仕事探しでは、ワークビザのサポートが可能な職場を選びました。
働き始め、いざその目標に向かっていけるとなった時に、なぜか前向きになれない自分がいました。
家、仕事に問題はないし(むしろ良い)、食も大丈夫だし、気候も大丈夫。
生活とか英語に不便しているわけでもない。
客観的に見れば長く住めるチャンスがあるなら住めばいいじゃんって思うけど、ワーク取ってもう何年か住むって考えるとなんか気が進まない🙄
これは直感的なアレか?
合ってないのかな?— komu 🇳🇿 (@komuron18) April 24, 2024
↑その時期の投稿
ずっと憧れていた外国に長く住めるチャンスを掴めそうなのに、なぜ気が進まないのかわからず「何が引っ掛かっているんだろう、自分にとって本当に大切なことって何だろう」と悩んだ結果、信頼できる人たちに相談してみることにしました。
相談して自分自身についてわかったこと
相談してわかったことは、自分には「大切な人が側にいることがとても重要なこと」でした。
わかりやすく言えば「寂しがり屋」です!
自覚はあまりありませんでしたが、相談したときに『komuさんは寂しがり屋だからね』と言われました。
よく思い出してみると楽しい時や充実した時間の中にはいつでも大切な人たちがいました。日本で暮らしているときは家族や友達が、オーストラリア・カナダで暮らしているときも大切な友達やパートナーがいました。
本当はニュージーランドにもカナダで暮らしていたパートナーと来るはずだったのですが、渡航の2か月前にお別れをしてしまいました。それでもニュージーランドに来たのは「外国で暮らすのは好きなことだから」、「長く外国に住めるチャンスがあるから」と自分の目標の実現や好きなことをしようと思ったからです。
大切なことの優先順位
自分が寂しがり屋だとわかってとても納得したのと同時に、なぜワークビザや永住権を目指すことに気が進まなかったのかわかりました。
寂しがり屋の自分にとって「どこで暮らすか」よりも「誰と一緒にいるか」の方が重要だったからです。
ニュージーランドでは自分にとって重要な「大切な人の側にいたい」という気持ちが満たされていないから、ワークビザや永住権を目指すことに気が進まなかったということです。
このことがわかってとてもスッキリしました!
日本へ対する気持ちが変化
いま日本は「円安・少子高齢化社会・年金問題・政治の問題・経済の問題など」数々の問題を抱えています。
ニュージーランドにワーホリに出た理由はこれまでに書いている通りですが、「日本で暮らすよりも、チャンスがあるなら外国で暮らした方がいい生活ができるかもしれない」という思いもありました。
実際に「これからは外国で暮らした方がいいよ」と言われたり、SNS上ではそういった発言もよく見られます。
ですが、私は「誰と一緒にいるか」が大切だと自覚してから、日本が問題を抱えていたとしても、大切な人たちがいる日本で暮らしたいと思うようになりました。
今後は日本で暮らしたいですが、外国が好きなことに変わりはないです!
旅行や仕事で外国に滞在したりできればいいなと思っています!
日本で楽しんでいたこと!
日本には大切な人たちがいるだけでなく、自分にとっての楽しみもたくさんありました!
・温泉
・サウナ
・アニメ/漫画
・旅行
・食
・プロ野球
・好きなアーティストのライブ など
温泉やサウナは週に1~2回楽しんでいて、仕事終わりや休日に行くのが幸せな時間でした。
日本のアニメや漫画は日本にいれば、常に最新のものを楽しめます。
食では日本のラーメンがすでに恋しいです。1~2週に一回は食べてました。
プロ野球は中学生の頃から応援している球団があって、人生に無くてはならない楽しみです。
日本にいた時はこれらは日常でしたが、離れているいまは恋しいです。日本に帰った時にはその時間をこれまでより楽しめるようにしていきたいです!
ワーホリでわかった自分にとって大切なことのまとめ
今回はワーホリでわかった自分にとって大切なことについてまとめてみました。
家族やパートナー、友達が側にいて彼らと一緒に過ごすことが自分にとって大切なんだ、とわかりました。
実は元パートナーと別れたのと同じ時期に祖母を亡くしました。お葬式は日本にいるうちにできましたが、納骨には行けませんでした。このワーホリ中に「大切な人たちと過ごしたい」という気持ちが強くなったのは、祖母のことがあったからだと思います。
もしいまニュージーランドではなく、日本で暮らしていたら「またいつか外国で暮らしたいな」と「だれと」よりも「どこで」が自分にとって重要だと思っていたはずです。
これからは「だれと」を大切にしていきたいと思います!
とはいえ、このニュージーランドワーホリはしっかり楽しんでから帰りたいので、もうしばらくはニュージーランドで暮らしていきます!
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