【ワーホリ】途中帰国だって選択肢!|私が決めた理由

※アフィリエイト広告を利用しています
※アフィリエイト広告を利用しています
NZワーホリ
スポンサーリンク

2024年の2月からニュージーランドのオークランドにワーホリで来ましたが、5か月目で帰国することを決めました。

私自身この選択肢を選ぶことはとても悩みましたが、決断した今はとてもスッキリしています。

ワーホリ生活をどのように感じていますか?

この記事を読んでいるということは、多少なりとも悩みのある方ではないかと思います。(順風満帆な方でも大歓迎です!)

私がとても悩んだ経験から、自分の考え方や気づきが「ワーホリに来たけど途中帰国をしようか悩んでいる」という方の助けになるかもと思い、記事としてまとめようと思いました。

いま悩んでいる方、どんな理由で決めたのか知りたい方に届いたらうれしいです。



私が途中帰国を決めた理由

一言で言えば、「孤独や不安を感じて、ニュージーランドでこの先何年も生活していくことが想像できなかった」からです。

今回のワーホリの途中帰国は、すぐに決心できたわけではなく「これまで」や「これから」のことや「自分が何を大切にしているのか」をよく考えて決めました。

私が途中帰国を考えるきっかけになった出来事や、考え方の変化を書いていこうと思います。

今回のワーホリの目的

まず、自身3か国目になる今回のワーホリでは、ワークビザの取得やその先の永住権を取得する「移住」を目指していました。

仕事探しはワークビザの取得が見込める職場に就職することができ、あとは取得に向けて日々進んでいくだけでした。

本当に移住がしたいのかを考えるきっかけ

ワークビザの取得にはIELTSのスコアが必要になるため、その勉強を始めようとしていた頃に、家族からある写真が送られてきました。

それは去年の11月に亡くなった祖母の納骨をしている写真です。お葬式には参列できましたが、納骨は4月にすると決まったので、私は一緒に行けませんでした。

喪服姿の家族と親戚がお墓の前にいる写真を見た時に

「外国に移住して暮らしていくっていうことは、日本のみんなとの繋がりが薄くなっていって、一緒に過ごせる時間が減っていくことなんだ」

と感じました。

「外国にいれば日本のみんなとは会えない」

当たり前のことを書いていますよね?

ですが、私が本当の意味でこれを理解したのは「人の死」を感じる写真を見た時でした。

この先、自分自身や、家族・友達の最後がいつ来るかわかりません。

限られた時間のなかで日本を離れ、外国で暮らすことが自分にとってどれだけの価値があるのかをもう一度考えたいと思いました。

外国に移住したいと思っていた理由

最初に考えたことは、自分はなぜ移住をしたいと思っているのかをもう一度はっきりさせることでした。

移住を考えていた主な理由

・外国への憧れ

・2回のワーホリの経験

・日本の将来への不安

外国への憧れ

ワーホリに来るみなさんは、ある程度外国に憧れをもっている方が多いのではないでしょうか?

私は子供のころからテレビや写真に映る外国の景色に感動し「自分の目で見てみたい、行ってみたいな、暮らしてみたいな」と思っていました。

さらに外国に住む日本人たちはかっこいいなと思ったので、自分も実現できたらいいなと考えていました。

2回のワーホリの経験

先ほどのワーホリの目的に書いたように、2回のワーホリを経験して「外国に住むのは楽しいな、日本とは色々な違いがあって面白い」と思いました。

次は1年だけではなくもっと長く住んでみたいと思い、ワーホリからワークビザへの切り替え、永住権を目指せたらと計画していました。

日本の将来への不安

日本で暮らしていて不安を感じ、外国への移住を考える方も多いですよね?

日本は年金問題や円安、物価上昇に対して賃金は思うように上がっていかないなど、これから先はどうなっていくのだろうという状況が続いています。

一方で外国は最低賃金が日本の倍近くで、日本で働くよりも外国で働いた方がずっと稼げます。

「出稼ぎワーホリ」という言葉も出てきて、

「これからは日本よりも外国に出た方がいいかもしれない」

と思いました。

自分にとって大切なもの

次に自分にとって大切なものを考えてみました。

「これまで」と「これから」で大切だと思う「人や時間、モノ」についてです。

大切だと思ったこと

・大切な人が周りにいること

・リラックスできること

・ワクワクできること

大切な人が周りにいること

ワーホリで色々な場所に住みましたが、私は広く浅い人付き合いよりも、狭く深い人付き合いを好むので、家族や親しい友達が身近にいることが大切だと思いました。

リラックスできること

私はストレスを溜めやすいので、リラックスできる場所や空間が必要でした。

日本にいた時は気分転換やリラックスできる場所として温泉・サウナに週1~2で通っていました。

ワクワクできること

旅行や野球観戦、好きなアーティストのライブ、アニメや漫画などが自分にとってワクワクできるものでした。

ワーホリのモチベーションがなくなる

自分にとって何が大切なのかよく考えた結果、外国に移住すると大切なものの多くを犠牲にしなければいけないことに気が付きました。

ワーホリの1年だけならいい経験になりますが、私が目指していたのは生活の拠点を移すことでした。

移住をすれば、今まで大切にしていた家族や親しい友達と過ごす時間はほとんどなくなります。

それに加えて、日本で楽しんでいた趣味が出来なくなります。

移住への憧れや日本の将来への不安はなくなっていませんが、自分の大切なものが日本にあるとはっきりしました。

ニュージーランドで大切な人やリラックスできる場所を新しく見つけていくこともできると考えましたが、今まで大切にしてきたものを犠牲して、またイチから探していく気持ちは生まれませんでした。

ワーホリを楽しもうと切り替えるも…

そこで、ワークビザの取得はやめて1年間のワーホリを楽しんで帰国する計画に変えました。

しかし、大切なものがはっきりしたことでワーホリのモチベーションがなくなり、

「わざわざ1年間滞在する必要はない。その時間で家族や友人と過ごしたり、日本の温泉やプロ野球を楽しみたい!」

と思うようになりました。

最終的には、すでに2年以上外国での暮らしを経験したこともあり、

「外国に住む経験はもうできたし、ビザが残っているからという理由で1年滞在するよりも、日本に帰って新しくスタートをしよう」

という考えに変わりました。

途中帰国した理由のまとめ

以上が私がワーホリの途中帰国を選んだ理由になります。

あなたはどう思いましたか?

私たちはそれぞれ大切なものが違うので、共感できる部分、できない部分があると思います。私は自分の大切なものを優先した結果、帰国するという選択をしました。

〜そのほかの理由〜

先ほど紹介したのが主な理由ですが、途中帰国を決めた理由は他にもいくつかあります。

そのほかの理由

・渡航の2か月前に恋人と別れた寂しさ

・ニュージーランド入国後よく眠れない

・ニュージーランドでやることがあまりない

・変わりやすい天気、冬は雨が多い

渡航の2か月前に恋人と別れた寂しさ

この記事を書いている時点では寂しさを感じることはなくなりましたが、渡航して生活が落ち着いてからは独りでいる寂しさを感じることが多かったです。

実はこのワーホリは独りで来る予定ではなく、カナダで同棲していた恋人と2カ国目として来る予定でした。

お付き合いが2年半、そのうち1年弱はカナダで同棲していた恋人と別れたことは精神的につらく、家族や親しい友達の大切さを感じました。

ニュージーランド入国後よく眠れない

私はもともと眠りが浅い方なのですが、ニュージーランドに来てからは日本にいた時よりも眠れなくなりました。

理由は全く分からないのですが、毎日まだ真っ暗なうちに目が覚めて、二度寝もうまくできません。

何か月もよく眠れない日々が続くとしんどいです。

ニュージーランドでやることがあまりない

これはニュージーランドでワーホリを経験した方や住んでいる方に聞いたことですが、「ニュージーランドはやることがあまりないよ」と言っている方が多いです。

長く暮らしている外国人の友達も「Nothing to do」と言って笑っていました。

実際に私も暮らしてみて、ニュージーランドで長く暮らすよりも、日本で自分の趣味を楽しみたいと思いました。

人生初ジム通いができて筋トレができたことは良かったです!

変わりやすい天気、冬は雨が多い

ニュージーランドの天気は変わりやすく、「1日のなかに四季がある」と言われるほどです。

日本だと冬に雨が降ることは少ないですが、ニュージーランドでは冬に雨が多いです。

寒い上に、梅雨のような天気だと、気持ちが落ち込みます。

ニュージーランドで長く暮らす方は「冬はみんな病む」と言っていました。

私は「寒さ」と「雨」と「薄暗さ」で精神的にネガティブになっていたと思います。

【途中帰国を迷っているあなたへ】

https://www.pexels.com/ja-jp/

ワーホリは人生の中でも大きな挑戦になると思います。

人生のどのタイミングで行くかを決めて、資金の準備やビザの取得、航空券を買って目的地へ渡航。到着後は、語学の勉強や家探し、仕事探しをして現地の生活に慣れる。

簡単に書きましたが、実際にはこんな簡単にいきませんよね?

生活が安定するまではとても不安だし、頼れる人もいない。言葉の壁があったり、文化・風習の壁もある。これらを乗り越えて生活が安定して、やっと一息つけると思います。

ワーホリは大きな挑戦ですが、そもそもワーホリとは若者が外国に滞在して勉強したり、滞在することを通して異文化交流・理解を目的とした制度です。

ワーホリに挑戦して外国での生活を経験した結果、途中帰国を選ぶことはワーホリでその人が得た「学び」、「答え」だと思います。

私は途中帰国であっても『外国に滞在して勉強したり、滞在することを通して異文化交流・理解する』というワーホリの目的は達成したと言っていいと思います。

その経験はその人の財産になり、無駄になることはないと思います。

個人的な意見ですが、挑戦してみて「違う」、「駄目だ」と感じてやめることは全く問題ないと思っています。

それよりも挑戦しないまま時間が過ぎて「あのときやっておけば」という後悔や、「違う」と感じていながらやめられず、心や体にストレスが溜まってしまう方が良くないと思いませんか?

挑戦した後で、その後どうするかは何度でも考えていいと思います!

初志貫徹は素晴らしいことですが、軌道修正も同じくらい大切だと思っています。

最後に

長々と書いてきましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

私は、今回のワーホリを通じて自分の大切なものを理解できたのは良かったと思います。

いままで「外国で暮らしていきたい」と思っていた自分が、外国や日本という視点ではなく「本当は何が大切なのか」を考えらるようになったのは大きな変化でした。

日本には帰りますが、外国を好きなことに変わりはないので、旅行や長期滞在のチャンスがあれば、またいつでも行きたいと思っています。




にほんブログ村 海外生活ブログへ

こむぶろぐ - にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました