「ギリホリ」とは「年齢制限ギリギリでワーキングホリデーに出発する」ことです!
現在、私は31歳(2024年で32歳)でギリホリのギリホリ状態になります。
ワーホリの年齢制限に関する記事はこちら↓
そんな私が実際にギリホリをして思うことをまとめたいと思います!
ギリホリした理由
とある理由で「ワーホリビザを取得していた」ことと、プロフィールを見ていただくとわかる通り、海外で生活することや、海外旅行に行くことが好きなので「2回行ったけど、最後のタイミングだからもう1回行こう!」と思ったからです。
「とある理由」とは、ニュージーランド渡航の2か月前までお付き合いしていた元パートナーと一緒にワーホリに行く計画があり、私は年齢制限ギリギリだったため早めにビザを取得していたという理由です。
今はお互い別々の道で頑張っていますが、その計画がなければ私はニュージーランドのワーホリビザを取得せず31歳を迎えていたと思うので、彼女には感謝しています。
ギリホリをしていて思うこと
ギリホリが気になるのは日本を出るまで
海外では年齢を聞かれることはあまりありません。
履歴書にも書く必要がないですし、現地に到着するとギリホリ、アラサーの方は結構います。
日本にいるうちは
「いい歳して」、「そのあとどうするの?」、「何がしたくて行くの?」
などの言葉をもらうこともありました。
しかし、到着後はやることがたくさんありますし、自分のことを知っている人もいないので、年齢について考えることが少なくなります。
ギリホリの強み
私がギリホリの強みだなと思うのは、人生経験があることです。
10代や20代の若い方と比べると、ギリホリで渡航してくる方は人生や仕事の経験、知識などをたくさん持っていると思います。
社会人として積み上げてきた経験や知識はワーホリに行っても十分役に立ちます。
これまでの人脈も繋がってくるかもしれないです!
セブ留学がニュージーランドワーホリに繋がった話↓
その後の人生で後悔をしない
「行ってみたいけど…」
と思ってる方に私は「ぜひ、行ってみてください!」と伝えたいです。
私が日本にいるときには
「海外に行けて羨ましいな~」
「若い時に行こうと思ったけど、結局行かなかったな」
「若いのはいいね~」
という言葉もかけてもらいました。
何事も挑戦することに遅いことはありませんが、タイムリミットがあるのも事実です。
ワーホリは年齢制限でわかりやすくタイムリミットが決まっています。
今は人生100年時代と言われているので、30歳でもまだ3分の1にも達していません。ギリホリの年齢と言ってもまだまだ動ける年齢で、ワーホリが終わっても30代前半です。終わったときにそのまま海外にとどまる人もいると思いますし、日本に帰る人もいると思います。
辛いことや悲しいことがあって「来なければよかった」と思ったとしても、「行っておけばよかった」という後悔はないと思います。
私が最近読んだ本の中にこんな一節がありました。
最大の後悔は「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」であった。他人が望む人生ではなく、自分の心の赴くままに夢を追い求めればよかった、と。
人々は、自分の夢を実現できなかったことを後悔していた。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・パーキンス、ダイヤモンド社(2020)電子書籍版No.1907より引用
この言葉は「死ぬ前に後悔することトップ2」という章に書かれています。
繰り返しになりますが、「行ってみたい!」と思う方はぜひ行ってみてください!
ギリホリのネガティブなこと
私がギリホリで思うネガティブなことは、体力的なものと環境への適応力です。
日本にいても同じですが、体力は年々なくなっていきます。国を越える移動や、慣れない環境での生活、仕事を始めるのは体力のいることです。ギリホリの年齢であっても体力はまだまだ大丈夫ですが、若いころと比べると「体力がなくなったな」と感じることもあると思います。
また言語や文化に馴染むことも若い時の方が早く適応できると思います。特に言語は若いうちから触れておいた方が成長が早いと思います。
最後にネガティブか曖昧なことですが、ギリホリでの滞在中に海外生活が楽しくなって「ほかの国でも暮らしてみたい!」と思った場合に、もうワーホリが使えない年齢になっていると、ワークビザや学生ビザ等を使った別の方法を探す必要があります。
ギリホリでは若い時と比べると選択肢が多少狭くなると思います。
しかし、ギリホリだからこそ「頑張る」、「ワークビザを取る」という行動につながることもあると思います。
私自身もギリホリでこれ以上はワーホリが使えません。なので、私はニュージーランドで長く暮らすために、仕事でワークビザを取れるよう頑張ろうと思っています!
ギリホリ後の就職は?
多くの人が心配なのがその後だと思います。
「就職できないんじゃないか」
「日本に帰ってどうなるんだろう」
と考えると私も確かに心配です。
しかし、私が今まで会ってきた人たちを見てみると、「ギリホリに行ったせいで就職できない」、「日本に帰国してから未だに仕事が見つからない」という人はいません。
その国に残っている人や、別の国へ行った人、日本で就職している人と進路は様々ですが、大丈夫なようです。
いつ、どこにいても、未来に何が起きるかは私たちにはわかりません。
私がいまここに書けるのは「私の周りの人たちは大丈夫なようです!」ということです。
ギリホリのまとめ
今回はギリホリについてまとめてみました。
ギリホリと聞くとネガティブな感じもすると思いますが、現地で生活が始まれば気にならなくなります。
私は今のところ「ワーホリ(ギリホリも含む)を後悔している」という人には会ったことがないです。
「早く帰りたい」、「もういいかな」という人にはしばしば会いますが。
私は興味があればギリホリをしてみる価値はあると思います。
どのような結果でも思い出には残ると思います!(もちろんいい思い出として残ったほうがいい)
悩んでいる方にとってこの記事が参考になれば幸いです。
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